ADS-BT for Revit
ADS-BT for Revit
BIM(Building Information Modeling)の普及も進み、 日影・天空率・斜線制限といった集団規定の高さ制限の解析もBIM上でシミュレーションが出来る事が望まれます。 Autodesk Revitアドインシステム[ADS-BT for Revit] はAutodesk Revit上で、斜線・逆日影計算や日影計算、天空率計算が可能となります。
ADS-BT for Revitは2011年のファーストバージョンより多くの設計者のご意見・要望を頂き、より実務に沿った操作性・機能を強化してきました。
天空率の算定においては、ケースによっては複雑な設定が必要であった部分も[簡易設定機能]を設け、[JCBA方式]や[東京方式]を選択するだけで自動化する事が可能となる他、2021対応版からの新機能 [幅員が一定でない道路(異幅道路)]や[複数の地盤面がある場合]もJCBA方式に則した自動設定も実現しました。天空率算定の結果を求めるまでの時間が 大幅に短縮され、設計業務をより効率的に行う事ができます。
高精度&高性能高さ制限解析システムとして評価を得ているADS-winの計算エンジンをそのままに、データ連携ではないアドインシステムだからこそ実現できる 思考を妨げることのないシミュレーションシステムとして、企画設計をサポートします。

与条件設定
高さ制限解析を行う上で必要となる、敷地形状や道路幅員、用途地域、日影規制、高度地区等の設定を行います。各種設定はリストからの選択などシンプルで分かり易い操作性で、用途地域・日影規制等が複数にまたがる場合などの設定も、一括での計算が可能となります。

田園住居地域に対応
平成30年改正建築基準法より追加された用途地域
「田園住居地域」に対応
[田園住居地域] とは・・・
住宅と農地が混在し、両者が調和して良好な居住環境と営農 環境を形成している地域を、あるべき市街地像として都市計画 に位置付け、開発/建築規制を通じてその実現を図ることを目的とした用途地域です。
■注意:本機能はADS-BT for Revit 2021対応版(Ver10)より搭載されており、ADS-BT for Revit 2020対応版(Ver9)には搭載されておりません。

斜線・逆日影計算機能
斜線制限(道路・隣地・北側・高度)及び日影規制(逆日影)を考慮した建築可能空間の計算を行います。斜線と逆日影を組み合わせた空間計算が可能で、逆日影は低層型・高層型の選択も出来ます。
3Dビューでは各制限毎の色分け表示の他に、マスへ変換し建築可能空間を把握する事も可能です。
また、入力した建物に対して斜線制限のチェックを行う「建物高チェック」では、斜線制限をオーバーしている部分を赤色で表示します。

[斜線逆日影計算]

[建物高さチェック]
■与条件設定
■斜線・逆日影計算
斜線計算式機能
指定した点における、適用斜線制限の計算式及び斜線勾配を表示する事が可能です。 また、適用されている斜線勾配をマスオブジェクトにて可視化します。斜線計算式指定点及び斜線勾配マスの色は「斜線逆日影計算」の凡例に準じて色分けして表示します。

[斜線勾配マス]

[斜線計算式]
日影計算
Autodesk Revitで作成されたモデルデータを利用した各種日影計算を行います。 時刻日影・等時間日影計算は、複数の規制条件も一括計算が可能です。 等時間日影計算では最小
10mmピッチまで設定可能なメッシュ法と当社オリジナルの追跡法計算により高精度解析が実現可能です。 また、3Dビューでも等時間日影図が確認可能となり、ます。規制ラインチェック機能では日影規制ライン上における日影時間のチェックを行い、3Dビューにて日影時間の過不足量が確認できます。
日照定規機能では、任意ポイントより日照定規を表示し、日影の影響部分が確認できます。
日影計算における基準倍率表・建物高倍率表や特定点毎の日影時間図リスト、表は製図ビューに出力します。
※壁面日影計算機能は搭載しておりません。
※日影発散方式に対応しています。

[時刻日影・等時間日影図]

[日影規制ラインチェック]

[日影各種表を製図ビュー出力]

[日照定規]
天空率計算
適合建築物・測定ポイント・計算領域を自動生成
各種与条件設定項目を元に天空率算定領域及び天空率測定点を自動生成します。また、パラメータ設定による取扱いの異なる方式への切替や複数の領域をまとめるグループ機能等がADSシリーズと同等の機能を搭載しています。
各天空率算定領域はシステム内で管理されており、積分計算から求積計算までを 一括で処理することが可能です。計算結果は、製図ビューに計算結果一覧・三斜求積図・位置確認表等を作成します。生成された適合建築物はマスとしての出力が可能です。
※測定ポイントと適合建築物の任意編集は出来ません。
※接道状況によっては確認申請には対応できない場合があります。
※一の隣地(複合隣地)計算機能は搭載していません。
※逆天空計算機能は搭載していません。

[適合建築物・測定点自動生成]

[天空図・三斜求積図・位置確認表]
天空率 簡易設定機能
敷地形状や接道状況によっては複雑な設定が必要であった部分も[簡易設定機能]を設け、[JCBA方式]や[東京方式]を選択するだけで自動化する事が可能となり、天空率算定の結果を求めるまでの時間が大幅に短縮され、設計業務をより効率的に行えます。


[JCBA方式/東京方式 自動設定]
幅員が一定でない道路の場合も自動設定が可能に
Revit2021対応版から幅員が一定でない道路や複数の地盤面がある場合もJCBA方式に則した自動設定が可能となります。(一部対応できない場合もあります)
道路境界線に対して、始点側幅員・終点側幅員を設定することができるようになり、採用道路幅員が、容積率の算定や2以上の道路の緩和の判定の幅員となります。
■注意:本機能はADS-BT for Revit 2021対応版(Ver10)より搭載されており、ADS-BT for Revit 2020対応版(Ver9)には搭載されておりません。


異なる地盤面の天空率算定領域の自動グループ化に対応
Revit2021対応版から地盤面ごとに区域区分を行わない天空率算定領域の自動生成に対応し、複数の天空率算定領域を一つにまとめるグループの機能を強化しました。 従来は手動での設定が必要であった複雑な天空率算定領域の設定が容易になりました。
■注意:本機能はADS-BT for Revit 2021対応版(Ver10)より搭載されており、ADS-BT for Revit 2020対応版(Ver9)には搭載されておりません。

Revitの機能との連携でボリュームチェック
Revitのマス床集計表を活用しマスモデルでボリュームを入力することで、簡易的なボリュームチェックを行うことができます。

その他
■複数の都市計画条件(用途地域/高度地区/日影規制)に跨っている場合でも設定及び一括計算が可能です。
■ADS-winとのデータ連携(インポート・エクスポート)が可能です。
■各種計算用に建物形状を内部処理をしています。(環境設定メニューで変換方法の設定が可能です)
■壁面日影計算機能は搭載していません。
■天空率算定の測定点と適合建築物の任意編集は出来ません。
■異幅員道路や入隅、突当り道路など接道状況によっては確認申請には対応できない場合があります。
ADS-BT for Revit 計算用建物変換について
ADS-BT for Revit では計算用に建物形状を内部処理します。環境設定メニューで 詳細・簡易と対象ブロックの変換方法を設定する事が可能です。
ADS-BT for Revit トレーニング動画
ADS-BT for Revitの各種機能のトレーニング動画
ADS-BT for Revitの与条件設定から斜線・逆日影計算、日影計算、天空率計算等の各種機能や操作のポイントを動画で解説
※本動画は、ADS-BT for Revit 2020対応版(Ver9)での解説となります。
■与条件設定
■計算前の準備_3Dビューとマス表示設定
■斜線・逆日影計算
■日影計算
■天空率計算
ADS-BT Light for Revitの無料Light版ダウンロード
ADS-BT for Revit の無料Light版 [ADS-BT Light for Revit]は、下記をご確認の上、ダウンロードください。
Autodesk Revit 用高さ制限解析システム ADS-BT for Revitの無料Light版 [ADS-BT Light for Revit]は高さ制限解析システムADS-winの計算エンジンを搭載したRevitのアドインシステムです。無料Light版ではRevit上で、斜線制限の鳥籠図でのチェック、日影規制ライン上での規制ラインチェック、天空率計算の簡易チェック機能を搭載しています。
基本仕様一覧
■新規販売の対象バージョンは、ADS-BT for Revit 2023対応版(Ver12)となります。
■ADS-BT for RevitはAutodesk Revit専用のプラグインシステムです。動作環境はADS-BT for Revitに準拠します
■ADS-BT for Revitの操作サポート対象バージョンはRevit2023.2022.2021.2020となります。
■弊社アドオン全製品のサポート対象バージョンは、最新版をリリースした時点で3バージョン前までのサポートとなり、それ以前の対応バージョンをご利用の方はバージョンアップをお願い致します。
■弊社アドオン全製品のサポート対象バージョンは、最新版をリリースした時点で3バージョン前までのサポートとなり、それ以前の対応バージョンをご利用の方はバージョンアップが必要となります。
与条件編集 | ・敷地登録、境界線条件、道路及び交差点設定、用途地域・高度地区・地盤面高・日影規制 (各分割可能)、日照条件、緯度経度、方位はRevitの機能に依存 |
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斜線・逆日影計算 | ・斜線及び逆日影(低層・高層)の組合せによるメッシュ計算 |
物高チェック | ・計算対象オブジェクトに対して道路・隣地・北側斜線及び高度斜線のチェック |
斜線計算式 | ・指定した点における、 斜線制限の計算式及び斜線勾配マスを表示 |
日影計算 | ・時刻日影計算、等時間日影計算、規制ラインチェック、日照定規、日影特定点
・日影基準倍率表・日影建物高倍率表を製図ビュー出力 |
天空率計算 | ・与条件設定に伴う高さ制限適合建築物・計画建築物・測定点を自動生成
・簡易設定機能:JCBA方式/東京方式から選択し、自動設定 ・計算処理:積分計算及び求積計算の一括処理が可能 ・天空率一覧表、各建築物求積図及び求積表、位置確認表を製図ビュー出力 |
計算対象 | ・マス・壁・床・天井・屋根・柱(FamilyInstance)・構造柱(FamilyInstance)・構造フレーム(FamilyInstance)・駐車場(FamilyInstance)・一般モデル(FamilyInstance)・手摺(Architecture.Railing)・カーテンパネル(Panel)・カーテンウォールグリッド (CurtainGridLine)・カーテンマリオン(Mullion) |
その他 |
・与条件及び計算結果等の図形情報は、Revit のオブジェクトによる管理 ・ADS-winとのインポート及びエクスポート機能 ・Autodesk Revit LTには非対応 ・敷地・道路形状、その他条件や建物形状等により各種計算が出来ない場合があります ・計算対象となる建物(Revitのモデル)によって計算時間がかかる場合があります ・ライセンス管理は、スタンドアロン版、ネットワーク版共にプロテクトキー(CodeMeter)を使用 ・操作サポート対象バージョン:Revit2020.2021.2022.2023 |
※本システムの計算対象は上記の通りなります。その他のオブジェクトは計算非対称となります。
※敷地形状・その他諸条件及び建物形状等により各種計算(天空率領域判断を含む)できない場合があります。
※計算対象となる建物(モデルデータ)によって計算時間がかかる場合があります。
※Autodesk Revit LTには対応しておりません。
※Autodesk Revitはオートデスク社の登録商標です。
※記載されている内容は、予告無しに変更される場合があります。
価格
価 格 |
スタンドアロン版 220,000円(税込242,000円)
※2年目より年間著作権使用許諾料として60,000円(税込66,000円)/1ライセンスがかかります。 ※ネットワーク版は3ライセンスからの販売となります。 ※ネットワーク版追加ライセンスは220,000円(税込242,000円)/1ライセンスとなります。 [ADS-BT for Revit オンライン購入] ■ADS-BT for Revit のオンライン購入はこちら 初年度分の年間著作権使用許諾料60,000円(税込66,000円)/1ライセンス含む ■オンライン購入は[カード決済]か[銀行振込]かをご選択いただけます。 ■ADS-BT for Revit Amazonでの購入はこちら 初年度分の年間著作権使用許諾料60,000円(税込66,000円)/1ライセンス含む
■本システムは、Amazonでもご購入いただけます。Amazonのアカウントをお持ちの方は、Amazonで購入すると価格の1%分のAmazonポイントが付与されます。 |
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バージョンアップについて
■バージョンアップ費用はADS-BT for Revit 年間著作権使用許諾料に含まれます。 ■ADS-BT for Revit ご契約者様専用ページにログイン後、最新版をはじめサポート中のADS-BT for Revitの各バージョンのセットアップファイルがダウンロードできます。 再契約について 価格 20,000円(税込22,000円)/1ライセンス ※年間著作権契約が切れている場合の再契約費となります。上記費用と年間著作権使用許諾料60,000円(税込66,000円)/1ライセンスが必要となります。 合計:80,000円(税込88,000円)/1ライセンスとなります。 ※再契約費用及び年間著作権使用許諾料は導入ライセンス数分が必要となります。 (2年目以降は60,000円(税込66,000円)の年間著作権使用許諾料が必要)/1ライセンス お問合せ:TEL 03-5723-6461 |
年間著作権使用許諾料について |
使用許諾料には「ソフトウェアの1年間の使用料、フリーダイヤルサポート、最新版提供サービス」が含まれています。契約期間満了後、ソフトウェアは稼動しなくなりますが、猶予期間の2ヵ以内は使用許諾料で再度ご利用いただけます。 ※猶予期間過ぎての再契約は、別途再契約費22,000円(税込)がかかります。 ※猶予期間内で再契約される場合、再契約月の1日から契約開始となります。 ※バージョンアップ費用は年間著作権使用許諾料に含まれます。 |
フォームでのお問い合わせ
■オンライン購入は[カード決済]か[銀行振込]かをご選択いただけます。
■ご利用できるカードは、VISA、ダイナースクラブカード、MASTER、JCB、American Expressとなります。
お電話でのお問い合わせ
・システムご導入を検討中の方
TEL 03-5723-6461 受付時間 平日9:00~18:00
・ご契約更新に関しての方
TEL 03-5723-6461 受付時間 平日9:00~18:00
・フリーダイヤルサポート
ご契約者様専用の電話回線をご用意しておりますので、 基本操作から専門解析まで親身なサポートを致します。
(保守未契約のお客様やフリーダイヤルサポート対象外のシステムはフリーダイヤルサポートはお受けできません)