[ADS通信 Vol.1] 2017.08

ADS通信 バックナンバー

【 ADS通信 】 Vol.1   2017.08

いつもお世話になっております。生活産業研究所です。 本メールは、弊社サポート宛てにメールにてお問い合わせいただいた お客様及び弊社より今回のご案内をさせていただいたお客様にお送り しています。

現在、弊社では”EpcotNet”というメルマガを発行しておりますが、 この度、ADSユーザー様向けの情報配信を【ADS通信】として別途行うことになりました。 内容は一部メルマガと重複する部分はございますが、実際にADSを ご利用されている方にお役に立つ情報の配信とさせていただきたい と考えておりますのでよろしくお願いいたします。

INDEX

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■よくあるADSのお問い合わせ
[2項道路の扱いに関して(建基法42条2項)・道路幅員が両端で異なる場合の設定・地盤及び高さの考え方に関して・日影規制が無指定の範囲に日影形状図を計算させたい・作業途中でメニュー/アイコン等が選択できない場合・図形表示及びプロパティwindowのレイアウトを初期化]

■高さ制限解析サービスのご案内

■メールによるサポート依頼をされる場合のお願い

■天空率取扱い等、情報のご提供のお願い

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よくあるADSのお問い合わせ

サポートセンターへお問い合わせいただいている中から、独自にピックアップした項目をご案内いたします。 尚、弊社ホームページでは、ご契約者向けページにログインしていただくこと によりFAQや操作のポイント解説等をご覧いただくことができます。

1)2項道路の扱いに関して(建基法42条2項)  ※共通

・2項道路の境界線に対して、敷地の実形状に対して道路幅員をそのままの 数値(幅員)で設定されていらっしゃるデータを拝見することがありますが、 本来は敷地をセットバック(道路中心より2m等)させた形状で”本敷地”を 入力し境界線条件(与条件)では、道路幅員を”4m”と入力する必要があります。 特に天空率算定でご利用の際はご注意ください。

2)道路幅員が両端で異なる場合の設定

与条件設定/境界線条件では、道路幅員は平行幅員の設定のみとなっています。 微細な幅員の違いの場合は、狭い方の幅員の設定でも構いませんが、大きく 異なる場合は、別途設定が必要となります。 日影計算と天空率計算で設定方法が異なります。

〇日影計算 ※ADS-win(LAX-LA)

・与条件設定/みなし敷地で5m/10mラインの元となる形状を任意に編集します。 →ADSでは、”みなし敷地”の形状が5m/10mラインの元形状となっています。 与条件設定/境界線条件の道路幅員設定により自動的にふかされますが、 道路幅員の両端が異なる場合は、”みなし敷地”で任意編集を行ってください。 (予めCADで5m/10mラインの元となる形状を作成してからインポートしておく 必要があります)

〇天空率計算 ※共通

・天空率計算に道路幅員の影響を反映させる場合は、天空率用図形で設定します。 測定ポイントのみ道路に合わせたい場合は、”測定ライン”で編集します。 適合建築物にも反映させたい場合は、”傾斜(斜線)”で適合建築物を編集します。 ※詳細は、ご契約者ページ内の”How To Use ADS9″をご覧ください。

3)地盤及び高さの考え方に関して

・±0レベルは、どこを基準にしていただいても構いません。自分で決めた±0 レベルからの建物高さ/道路高/地盤高等の設定を行ってください。また日影計算 の場合は、日影規制(与条件)の設定が唯一の高さに関する設定となっています。 自分で決めた±0に対して日影計算の平均地盤の高さが異なる場合は、日影規制 内の”平均地盤面高”でオフセット値を入力してください。

〇ADS-BTの場合

・ADS-BTの±0レベルは、各CADの±0と同じ(固定)になります。

4)日影規制が無指定の範囲に日影形状図を計算させたい ※共通

・与条件/日影規制条件の設定を行うことで計算可能です。 ※与条件/日影規制が”無規制”の領域に関しては日影計算ができません。

5)作業途中でメニュー/アイコン等が選択できない場合 ※ADS-win(LAX/LA)

・ADS作業途中でメニューやプロパティ内の項目等選択できなくなった場合、 以下を確認してください。

〇マウスカーソルを平面及びアイソメwindowに合わせる

・平面及びアイソメwindow内では、範囲指定のモードになっている場合があり、 何気に左クリックしてしまうと、範囲指定の1点目の指定の状態となることで、 2点目の指示若しくはキャンセル(左クリック)しない限り、他の作業ができません。
まずは、マウスカーソルを平面又はアイソメwindowの範囲内に合わせた際に マウスカーソルに範囲指定用の枠線が表示される場合は、そのまま右クリック することで解決します。

〇プロパティwindowが消えている又は浮動している

・プロパティwindowが消えている(閉じている)又は浮動している場合も、 メニュー等が選択できなくなる要因となります。
プロパティWINDOWが消えている(閉じている)場合は、プルダウンメニュー 右側の空いているスペースにて右クリックすることで”プロパティ”のチェック が外れていますのでチェックをしてください
また、浮動している場合はタイトルバーをダブルクリックし全体のwindow内に 固定させてください。

6)図形表示及びプロパティwindowのレイアウトを初期化 ※ADS-win(LAX/LA)

・ADSでは図形表示及びプロパティwindowのレイアウト等変更可能となって いますが、初期状態に戻したい場合は、プルダウンメニュー/表示/ウィンドゥ レイアウトのリセットの選択で、初期インストール時の状態になります。
※共通→ADS-win(LAX/LA)及びADS-BT共通

高さ制限解析サービスのご案内

生活産業研究所では、システム開発/販売の他に”高さ制限に関する”業務・ サービスの提供も行っています。

[各種高さ制限解析サービス]

□確認申請図書作成代行 
・天空率申請図書の作成代行を行います。

□天空率無料判定
・天空率の無料判定(算定)を行います。

□ADS作業代行
・ADSのデータ入力作業の代行を行います。

□天空率コンサル
・天空率に関するコンサルを行います。

[その他のサービス]

□企業講習・訪問指導
・システム講習は勿論、天空率制度(座学)等も行っています。

□Youtubeチャンネル
・各種システムの動画のページです。

メールによるサポート依頼をされる場合のお願い

サポートセンターをご利用の際、メールにてご依頼されるケースがございます が、本文内には下記の内容の併記もお願いいたします。

〇システム名

・ADS-BTの場合は、ベースのCAD(REVIT/ARCHICAD/VECTORWORKS) の記述もお願いします。

〇バージョン

・ADS-win(LAX/LA)の場合は、プルダウンメニュー/ヘルプ/バージョン情報 で表示される右上の数値(9.50 006)
・ADS-BTの場合は、ベースのCADのバージョン

天空率取扱い等、情報のご提供のお願い

敷地形状及び道路の接道状況における取扱い等、実案件における取扱い事例等
も今後の【ADS通信】にて配信させいただきたいと考えております。
つきましては、実案件にて通常とは異なった取扱いケース等ございましたら
情報のご提供をいただけると幸いです。

★ご連絡先はこちら → support@epcot.co.jp (担当:菅原)

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■発行元  生活産業研究所株式会社 https://www.epcot.co.jp/

〒153-0043 東京都目黒区東山1-6-7 フォーラム中目黒

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adsag@epcot.co.jp (ADS通信担当者宛てでご連絡ください)

※上記アドレス宛にご連絡ください。

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